ブエノスからのゴルド通信、みなさまにご報告です。
無事5曲、録音が終了しましたっ!!!!!!
到着した2月5日にトロイロのバンドネオンと対面、スタジオで練習するも時差と疲れで指がもつれ、うまく動かず。最終的にスタジオの床に転がって寝てしまう、というなんとも不安な初日でした。
翌日から録音、日本では通常1曲の録音に2時間くらいかけるのですが、6日は3時間で2曲、そして昨日は地下鉄が止まるなどのトラブルで遅刻しつつもなんと2時間半で3曲の収録!
自分の限界を超えた2日間でした。
録音に関しては、素晴らしいエンジニアのJuan Libertellaに心から感謝です。
なんとあの、セステート・マジョール(歴史的なタンゴ楽団です)のバンドネオン奏者、Jose Libertellaの息子さんです。
信じられないほど耳がよく、タンゴを知り尽くしていてしかも編集の技術も抜群。
そして体型と一緒の!朗らかな性格笑。
録音無事遂行できたのは、全て彼のおかげと言っても過言ではありません。
毎日ホテルまで迎えに来てくれて、ステジオでも付き添ってくれた谷口庄平さん(日本人で初めてコスキンフェスに出演されたブエノス在住のアミーゴ)とロサウラ・シルベストレさん(彼女は来日経験もある著名なタンゴ歌手です)にも最大の感謝。
そして、トロイロのお孫さんのフランシスコ氏も毎日スタジオに来てくれました。
この3日間、貴重なトロイロのバンドネオンを私に預け、自由に練習させてくれたことにはびっくりしました。
録音が終わると車でホテルまで送り届けてくれ、夜は食事をしながら、いろいろな話をしています。
やっぱりアルゼンチンの人のアルマ(魂)は、熱いなあ!
そうそう、ここ数ヶ月の「毎日30分スペイン語学習」で、だいぶスペイン語が聞き取れるようになり、単語のゴリ押しのめちゃくちゃな感じですが、なるべくスペイン語で話すようにしています笑。楽しい!
アミーゴたちのおかげで、無事大仕事を終えることができました。
Muchas Gracias!!
今日明日と、ミックスダウン(録音した音源の調整をする作業)をJuanと共にスタジオでして来ます。
本当に、本当に、いい録音です!!!
早く皆さんの元に届けたい!!!
日本を発つ前から直前になってのスケジュールのことなど変更が多く、不安がいっぱいでの出発でした。
しかし、こちらに到着してからは気持ちをアルゼンチンスタイルに切り替え笑、とにかく一番大事なことを忘れずに頑張ろうと。
日本とアルゼンチンでは文化も考え方も、確かに大きく違います。
でも、最終的には同じ人間。
違いを理解してそれを受け入れつつ、どうしたら気持ちよく仕事ができるかをまずは考える。
個人的にやるべきことは、多言は無用でビシッとやる。
その上で一番大事なのは、ありきたりですが「笑顔」だと思いました。
ハードな録音で、まだ腕は熱を持っており、身体はバキバキ、、、
体調を温存しつつ、ミックス作業も集中しようと思います。
facebookに色々な写真をアップしています。
今日からブエノスのレクリエーション隊長、Diego 武田氏(ブエノス在住のバンドネオンの生徒ちゃん)の怒涛のアテンドが始まる模様(笑)。
今晩はトロイロがデビューしたという記念すべきカフェでのミロンガ(ダンスパーティー)に行く予定です。
また、多くのアミーゴたちと再会する予定。
楽しみです!
ブエノスは今朝の9時半。
今日も暑くなりそうです。
Hasta Pronto!
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