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  • 執筆者の写真小川紀美代

ほぼ週間ゴルド通信vol.4 2018.1.30

ブエノス行きもあと1週間を切り、練習だけではなく現地での具体的な過ごし方、主に、録音時の食事についての対策を立てています。


私は基本的に好き嫌いもなく、訪れる国々の食文化に困ったことはあまりないのです。

また、ご飯はよく食べるけれど特に「グルメ」にこだわることもそんなになく、まあ、行き当たりばったり、どうにかなるさ。を楽しむタイプ。

カンボジアではバッタもよく食べたっけ。。


しかし、今回、バンドネオンソロを5曲、しかも限られた日数で録音するので、相当な集中力が要求されると思います。

しかも12時間の時差もあります。

昨年のコスキンフェスのように本番が夜中の24時、とかだと、日本時間で昼の12時なので意外と大丈夫。

録音は昼の13~17時を予定していて、思いっきり夜中、ここのところ、5時起床22時就寝の合宿生活をしてきているので、体内時計がかなりしっかりしているとも思われ、夜中時間の録音は結構きついのでは、と用心しています。


ブエノス到着その日から、トロイロのバンドネオンでの練習を始めるので、かなりスケジュールもタイトです。

スタジオ周辺の状況もわからず、食料を手に入れる時間もあるかどうか。


しかし私は、典型的な「腹が減っては戦ができない」タイプ。

プロの演奏家である共演者たちは、みなさんそれぞれに自分の「食事ペース」があって、何分前に何を食べるか、を決めている方もいます。

行き当たりばったり、お腹が減っていたり、満腹すぎる状況では集中できない。

それは、コンサートよりも録音の方が、よりシビアではあります。

しかも気力体力精神力を一番要求されるバンドネオンソロ、5曲。。。


というわけで、練習と同じく、できる限りの工夫をしようと。


まずは日本人のソウル、米(笑)。

ご飯と味噌汁があれば、なんとかなります。

バックパッカー御用達の「トラベルクッカー」という調理器具がありまして、小さい電磁調理器なのですが、これがすごく便利!

お米が2合は炊けてしかも電磁調理器具と鍋とお弁当箱にもなるプラスチックのケースが一体化しており、かなりコンパクト。

これがあれば、ホテルの部屋で自炊ができます!!


こんな代物ですよ!!!



朝、これで1、5合の飯を炊く。

そして弁当箱に入れて塩昆布やゴマ、梅干しを入れて(夏なので)スタジオに持参。

半分は朝ごはんに。

そしてあとはシリアルバーなどの携帯食やフリーズドライの味噌汁があれば!


ここのところ、毎朝「調理実習」して、トラベルクッカーでの炊飯は完璧!笑。

玄米はぼそぼそになるので7分づき米と雑穀を混ぜて炊くと美味しい。

現地では電圧が高くなるので、調整が必要だな。ふふふ。

などと、楽しんでいます。


ケータリングやコーヒー、お昼時にはコンビニおにぎりやサンドイッチが用意される日本のスタジオがいかに恵まれているか。


録音が終わるまでは、体調管理をしっかりしていこうと思います。

アルゼンチンの食事を楽しむのは、無事録音終了した後かな。


物価が日本以上に高いブエノスアイレス。

トラベルクッカーは一役買ってくれることになりそうです。

地元のスーパーに行くのが、楽しみだな~~~!!!


昨日は常備薬なども買い足したりして、いよいよ旅の準備です。


そんな中、プロジェクト・ピチューコの公式HPができました!!

こちらに2月の録音、CD、コンサート情報、関連企画など全てをアップしていきます。

ぜひチェックしてください!



ほぼ週刊ゴルド通信、最後までお付き合いいただきありがとうございます!

また来週、Hasta la semana próxima !


来週はブエノスアイレスからの配信です^^


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